硬くなった便はまず取り除くこと

幼児の便秘が続いて、うんちが肛門付近で硬い蓋のようになってしまっている場合は、まずは硬くなったうんちを取り除いてあげなければなりません。

 

最初に試してみると良いのは、綿棒浣腸と言われるもので、綿棒で直腸・肛門を刺激して排便を促すものです。ただし、肛門付近に傷があるような場合は、やめておいたほうがよいでしょう。このような場合は、肛門裂肛に関する記事をご覧ください。

 

座っている幼児

やり方としては、まず綿棒の先を軽くほぐしてから、ベビーオイルやオリーブオイルなどを塗って滑りやすくしておきます。それを楽な姿勢で寝転んだ幼児の肛門に1〜2cm程度で数回出し入れをします。また肛門に入れたまま円を描くように1回まわしてみます。

 

そのようにしてからしばらく様子を見てみましょう。それでも変化が無いようであれば、もう一度同じように試してみましょう。何度も行いすぎると肛門を傷つけかねませんで、1日に2,3回でとどめておいたほうが良いようです。

 

綿棒浣腸以外の解消法としては、グリセリン浣腸があります。イチジク浣腸や他にも市販の浣腸で乳幼児用のものがありますので、それらを使います。グリセリン浣腸は硬くなったウンチに水分を吸収させてやわらかくさせ、腸を刺激して便を排出させます。即効性がありますので、たまった便を取り除くのに良い方法です。

 

尚、はじめて浣腸を行う場合は、念のために医師に相談してからのほうが安心です。

 

浣腸を行っても硬い便が全然でないときは、最終的な方法として摘便(てきべん)を行います。これは肛門から指を入れて、便を取り除くもので基本的には医療行為なので家庭では行わずに病院でしてもらうほうがよいでしょう。硬い便が見え隠れしている場合は、家庭でもある程度取り除けるかもしれませんが、無理に行うと肛門や直腸を傷つけますから、やりすぎは禁物です。

 

子供の便秘で病院に行ってもよいか迷う方もおられるようですが、子供の便秘はとても多く、小児科でもきちんと対応してくれる場合がほとんどですから、心配せずに受診してください。

 

また浣腸をすると癖になるのでは?と心配される方もおられますが、浣腸が癖になるのではなく便秘が癖になるというのが本当のところです。

 

浣腸を何度も繰り返さずにすむよう便秘の傾向を早く改善してあげましょう。

 

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